西日本を中心とした記録的な豪雨の被災地に、ライオンや花王などメーカー各社が衛生用品を提供している。支援物資の殺到が問題となった東日本大震災時の対応を教訓に、多くのメーカーが自治体の要請に応じて必要な数量を届けているのが今回の特徴だ。

 ライオンは11日までに、岡山県倉敷市の真備総合公園体育館に歯ブラシや歯磨き粉、ハンドソープなどを提供。花王は11日、岡山県の高梁市民体育館に大人用おむつや生理用ナプキンなどを発送した。

 プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&Gジャパン、神戸市)は、愛媛県伊予市の要請を受け、仮設トイレで使う消臭スプレー200本を送った。資生堂は、水のいらないシャンプーやボディーシートなどを届けると発表。物資の輸送や配分は自治体と調整中と説明している。