流通大手4社の2019年8月中間決算が10日、出そろった。夏場の天候不順などで主力のスーパーが苦戦したイオンを除き、セブン&アイ・ホールディングス、ファミリーマート、ローソンの3社が増益を確保。コンビニエンスストアが堅調な半面、スーパーや百貨店の不振が際立った。

 セブン&アイは、傘下のスーパーと百貨店が伸び悩んだ結果、売上高に当たる営業収益は前年同期比0.9%減。ただ、国内外のコンビニで手掛けた利益率の高いプライベートブランドの食品販売がけん引し、営業利益、純利益ともに過去最高を更新した。

 イオンは、24時間営業店を増やしたドラッグストアのほか金融事業が好調だったが、総合スーパーが不振だった上、関連会社の不正会計の影響などで減益を強いられた。