岡山県倉敷市の美観地区で、卵からかえったばかりのハクチョウのひなが愛らしい姿を見せ、観光客らを和ませている。

 ひなは、美観地区の倉敷川で飼育されているハクチョウのソラ(オス10歳)とユメ(メス10歳)の間に生まれた。ユメは4月下旬〜5月上旬にかけて産卵し、6月14日に卵5つがかえったが、うち1羽は死んでいるのが19日に見つかったという。

 ユメに続いて一生懸命泳ぐひなたちは、薄いグレーの柔らかい羽毛に包まれている。両親をまねて川面に浮かぶエサをついばんだり、首を水中に突っ込んだりしていた。中には浮かびながら、うとうとするひなも。観光客らは足を止め、笑顔で写真を撮っていた。

 市観光課によると、ひなの誕生は4年ぶり。成鳥になったら近隣市町村の動物公園などに寄贈する予定という。担当者は「むやみに刺激を与えないよう温かく見守ってほしい」と話している。