乗客106人が死亡した2005年のJR福知山線脱線事故で、業務上過失致死傷罪で強制起訴されたJR西日本の歴代3社長の無罪判決が20日午前0時に確定した。検察官役の指定弁護士の上告を棄却した最高裁第2小法廷(山本庸幸裁判長)の12日付決定について、指定弁護士が期限までに異議を申し立てなかった。

 無罪が確定したのは、井手正敬(82)、南谷昌二郎(75)、垣内剛(73)各元社長。神戸地検で不起訴となったが、検察審査会の起訴議決を経て、10年に強制起訴された。しかし、一審神戸地裁、二審大阪高裁ともに無罪を言い渡した。