消費者を誤認させる広告表示をしたとして、消費者庁は8日、中古車販売チェーン「ガリバー」を運営する「IDOM(イドム)」(東証1部、東京都千代田区)に対し、景品表示法違反(有利誤認)で再発防止を求める措置命令を出した。販売店で「10年保証対象車」などと記載した新聞の折り込みチラシを発行していたが、実際は保証は別料金だったという。

 同社は、旧社名のガリバーインターナショナルだった2011年3月にも、テレビCMなどをめぐり同様の命令を受けている。

 対象となったのは、軽自動車専門店「ガリバーミニクル」3店舗が16年5月〜今年3月に配布したチラシ。車の写真や価格の付近に「10年保証」「保証付き」などと表記していた。エンジンやエアコンなど主要な機械が故障した場合は無償で修理する内容だったが、車の購入時にオプションとして約10万〜30万円が必要だった。

 消費者庁によると、全国の店舗で100回ほど同様のチラシが配布された。担当者は「消費者は無料で保証が付くと認識してしまう。表示の管理体制が不十分だ」と述べた。