台風10号が接近した14日、JR西日本は利用者らに予告した上で交通機関の運行を取りやめる「計画運休」を山陽新幹線で行うと発表した。15日に新大阪―小倉間の上下線で終日運転を見合わせ、計311本が運休となる。同新幹線の計画運休本数としては過去最多。

 15日の山陽新幹線小倉―博多間は1時間に1本程度の運行を予定している。東海道、九州の各新幹線も本数を減らす計画。空の便も欠航が相次ぎ、お盆期間と重なる中、多数の利用者に影響が出る見込みだ。

 JR西によると、15日は広島、岡山、山口の各県内を走行する在来線19路線でも終日運転を見合わせる。近畿圏の在来線でも、関西線や湖西線で始発から一部運転を見合わせるなど、運休する路線が続出する。

 JR東海は15日の東海道新幹線について、通常時より55本減らして運行する。具体的には東京発の午前8時〜午後4時台と、上りの新大阪発の午前10時〜午後7時台で、それぞれ1時間当たり「のぞみ」7本、「ひかり」2本、「こだま」2本にとどめる予定。

 JR九州も、九州新幹線で15日の始発から本数を減らし、25本を運休する。14日は日南線などの在来線が運休となった。JR四国では15日に計画運休し、瀬戸大橋線を含む四国内の全線で始発から終日運転を見合わせる。

 また、日本航空によると、台風の影響で、14日は73便が欠航し、約5800人に影響した。全日本空輸では43便が欠航となり、影響人員を約4500人と見込んだ。15日には両社の国内線と国際線で計315便の欠航が決まっており、3万1200人以上に影響するという。