2016年の政治資金収支報告書で、共産党を除く主要8党首の収入を比べたところ、最も多かったのは安倍晋三首相(自民党総裁)の1億4646万円で、3年連続首位だった。希望の党の玉木雄一郎代表が5467万円で2位に付けたものの、首相の約3分の1で、集金力でも「安倍1強」を脅かすことができなかった。

 比較対象は、各党首が代表を務める資金管理団体と政党支部の合計収入。国会議員でない党首については、資金管理団体に絞った。8党首の平均は4139万円だった。首相は個人献金、企業・団体献金、事業収入の各項目で他の党首を圧倒。パーティー収入だけで6829万円と、玉木氏の全体額を上回った。

 玉木氏の主な収入は、企業・団体献金の1687万円だが、うち約9割は後援会からの寄付だった。15年は2位だった自由党の小沢一郎代表は3位に後退した。