河野太郎外相が今月下旬にイスラエルとパレスチナを訪問する方向で調整していることが分かった。政府関係者が8日、明らかにした。トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認めたことを受け、当事者間の解決に委ねるとした日本の外交方針を改めて説明。双方に和平交渉の継続を働き掛ける考えだ。

 イスラエルではネタニヤフ首相との会談を調整。パレスチナとの共存を図る「2国家解決」を支持する日本の方針を改めて示し、理解を求める。

 パレスチナではアッバス自治政府議長との会談を予定。日本独自の支援策「平和と繁栄の回廊」構想を今後も推進する考えを伝える見通しだ。同構想の旗艦事業であるパレスチナ自治区エリコの農産加工団地視察も計画している。