4年連続4度目のGPファイナルを迎えた20歳の宮原。16歳のザギトワと紀平に注目が集まる今大会で、「みんなすごいけど、自分も負けたくないという気持ちもある」と静かに闘志を燃やしている。

 SPが行われる6日の午前中の練習ではいつも通りに入念に踏み切りをチェックしつつ、安定感のあるジャンプを繰り返した。

 トリプルアクセル(3回転半)や高さのある派手なジャンプはないが、安定感は随一。ステップやスピンを含めた総合力が高く、表現力などを評価する演技構成点はトップレベルの点数が出る。

 より加点を得られるようにオフから見直してきたジャンプは「以前よりいいジャンプが増えてきている」。ステップはGP2戦でレベルの取りこぼしがあったため、NHK杯後にターンの組み合わせを一部変更し、明確なステップを踏めるように調整してきた。

 高難度のジャンプを持つザギトワ、紀平が合計230点台の争いをすれば厳しくなるが、2人にミスが出れば宮原も頂点に届く可能性は十分にある。(バンクーバー時事)