2020年東京五輪聖火リレーのリハーサルが15日、東京都内で行われ、羽村、国分寺、八王子の3市で合わせて約2.3キロを計22人が走った。車両の準備などのため、羽村市で約15分、八王子市では約10分スタートが遅れた。

 羽村市で走者を務めた聖火リレー公式アンバサダーで女優の石原さとみさんは「気持ちが高揚して、あっという間。トーチの重さは感じなかった」と振り返った。羽村市では車列を組み、国分寺市の遊歩道「お鷹の道」では走者だけでリレー。八王子市の富士森公園では、本番各日の終点で聖火の到着を祝うイベントのリハーサルが行われた。

 本番を想定し、交通規制は大会組織委が都と警視庁の協力を得て実施。点火はしなかったが本物のトーチを使い、ランナーは実際のユニホームを着用した。約1000人のスタッフで運営し、全国の自治体担当者ら約500人が視察した。

 公道での交通規制や車列の組み方などがリハーサルの主な目的。組織委の聖火リレー担当者は「致命的な問題は発生せず、ある程度形になった。時間的な部分の課題は改善したい」と話した。

 組織委によると、国際オリンピック委員会(IOC)のアドバイザーは「非常に行き届いたイベントだった。リハーサルですら、沿道の皆さんの興奮(度合い)は高かった」とコメントした。