巨人の菅野智之投手(31)が14日、契約更改交渉に臨み、1億5000万円増となる年俸8億円の1年契約でサインした。日本球界最高とされる2003、04年のペタジーニ(巨人)の600万ドル(約7億2000万円)を上回った。19、20年の年俸6億5000万円は、佐々木主浩(横浜)に並び日本選手最高額だった。

 菅野はオンライン会見で「プレッシャーもある。金額に見合ったプレーができるよう、身が引き締まる思い」と語った。オフにポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指したものの、かなわずに残留した。

 昨年は開幕13連勝を含む14勝2敗、防御率1.97。セ・リーグ連覇の原動力となり、3度目の最多勝や2度目の最優秀選手に輝いたが、日本シリーズ制覇は果たせなかった。今季の目標を「常に日本一を考え、チャンスがあればまたメジャーに挑戦したい」と掲げた。

 今年も開幕投手を務めれば、球団最多を更新する開幕戦通算5勝が懸かる。「開幕投手は何度やっても特別。ただ、そこにこだわり、急ぎ過ぎてもよくない」と構える。9日に米国から帰国し、現在は自主隔離中。キャンプは個々に調整を任される「S班」スタートの見込み。(金額は推定)。