【パリ時事】19日午後3時40分(日本時間同日午後10時40分)ごろ、パリのシャンゼリゼ通りで乗用車に乗った男が治安部隊の装甲車両に突っ込んだ。乗用車は炎上した。現場を訪れたコロン内相は、男が死亡したと説明した上で「治安当局者を狙った新たなテロだ」と断定した。治安部隊側や観光客らにけが人はなかった。

 捜査当局はテロ専門班を動員して捜査に着手。男が犯行に至った動機や背後関係の解明を急ぐ。

 報道によると、男は30歳代。車内からは刃物や自動小銃などの武器、ガスボンベが見つかった。男はイスラム過激派として当局の警戒対象だったという情報もある。当局は現場付近を進入禁止とし、地下鉄駅も一時閉鎖した。

 シャンゼリゼ通りはパリ有数の観光名所で、年間を通じて多くの観光客でにぎわう。4月にはイスラム過激主義者とみられる男が発砲し、警官が死亡するテロが起きている。