【ワシントン時事】トランプ米大統領は10日、ニュージャージー州で記者団に対し、対ロシア制裁強化法への報復でロシアが米外交官の大幅削減を求めたことについて「プーチン・ロシア大統領に感謝している。人件費が少なくなるからだ」と述べた。トランプ陣営がロシア政府と共謀して米大統領選に介入した疑惑が広がる中、冗談とも本音ともつかぬ発言は波紋を呼んでいる。

 ロイター通信によると、バーンズ元国務次官は「もし冗談なら、そんなことを言うべきではない。冗談でないのなら、前代未聞だ」と批判。「大統領が米外交官の追放(という外国政府の決定)を擁護したことは、これまで一度もない」と強調した。