【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は12日、ロシアによる昨年の米大統領選介入疑惑を調べているモラー特別検察官が、元職を含む政権高官の事情聴取を求めていると報じた。この中には、先に事実上解任されたプリーバス前大統領首席補佐官が含まれているという。

 同紙が関係者の話として報じたところでは、モラー氏は、5月にコミー前連邦捜査局(FBI)長官を解任したトランプ大統領の決定に関しても、聴取を望んでいる。コミー氏解任をめぐっては、トランプ氏が疑惑捜査に圧力を加えた司法妨害の疑いを指摘する声も出ている。

 共和党全国委員長だったプリーバス氏は政権移行期からトランプ氏の重要決定に関与してきた。ホワイトハウスのカッブ特別顧問は同紙に「ホワイトハウスは(モラー氏の)捜査に全面的に協力する」と語った。