【ボン時事】欧州を歴訪した広島市の松井一実市長は15日、バチカンでフランシスコ・ローマ法王に会い、広島と長崎の被爆地訪問を要請した。

 松井市長はサンピエトロ広場での一般謁見(えっけん)の際に、長崎市の田上富久市長との連名の親書を法王に手渡した。親書には「直接、被爆者の体験や平和への思いを受け止めていただくことを強く願っています」と記されている。

 広島市担当者によると、松井市長は核兵器廃絶に向けた取り組みを続けてきたことなどを口頭で法王に説明。法王はうなずいて聞いていたという。