【ソウル時事】韓国の文在寅大統領は14日午前、訪韓したポンペオ米国務長官とソウルの大統領府で会談した。ポンペオ氏はシンガポールで12日に行われたトランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の首脳会談に同席しており、会談結果を説明。文氏は朝鮮半島の非核化実現などをうたった米朝共同声明の履行に向け、積極的に支援していく考えを伝えたとみられる。

 共同声明では、北朝鮮が4月の南北首脳会談で署名された「板門店宣言」を確認し、「朝鮮半島の完全な非核化」に取り組むことを改めて約束した。文氏はポンペオ氏との会談冒頭、「成果に関してさまざまな評価があるが、米国や日本、韓国を含め全世界の人々が戦争や核、長距離ミサイルの脅威から脱することができた。それだけでも大変な価値がある」と評価した。その上で、「素晴らしい合意が迅速かつ完全に履行されるよう、協力できる方策を論議したい」と述べた。