しっかりシャンプーしても髪がベタつく理由は?皮脂の特性に注目

30歳を過ぎても髪がベタついてしまうあなたへ

なぜ、毎晩髪を洗っているのに朝になるとベタついているのか?
なぜ、朝もシャンプーをしているのにすぐに髪がベタついてしまうのか?
なぜ、ネットで評判のシャンプーを買ったのに髪のベタつきから解放されないのか?

こんなふうに現在、髪のベタつきを解消したいと思っても、結局思うような結果を出せなかったという経験をした事はないでしょうか?なぜ、あなたの髪はベタつきから解放されないのでしょうか?

その原因はほとんどの場合、あなたがある決定的な問題を犯しているからです。その間違いとは、髪のベタつきの原因である皮脂を完全に落としてしまっていることにあります。ほとんどの人は、髪がベタつきはじめると一生懸命皮脂を落としてキレイにしなくてはいけないと思っているでしょう。ですが、実際それでは逆効果になってしまい、髪のベタつきを抑えることはできません。不安の解消にはなるかもしれませんが・・・。

なのであなたが髪のベタつきから解放されるためには、まず3つの皮脂の特性を知っていただくのが1番の解決方だと考えました。皮脂の特性を知れば、きっとあなたは行動が変わり、最短で髪のベタつきから解放されると確信しています。

皮脂の特性1 皮脂は30代から減少する

そもそも皮脂は、髪と頭皮を乾燥から守るために絶対に必要なものです。皮脂なくして髪も頭皮も健康でいる事はあり得ません。しかし、この皮脂は30代から減少していきます。特に女性は年齢と共に皮脂の量が減りやすくなるのが本来の姿です。にも関わらず、髪がベタついてしまう方は皮脂が過剰に分泌している状態といえます。

皮脂の特性2 皮脂は落とすほど分泌される

髪がベタつきの原因にもなる皮脂は、出来るだけキレイに、そして完璧に落としてしまいたいものですよね。しかし皮脂は髪と頭皮にはとっては絶対に必要なものなのですので、どんなにきれいに落としても、再び分泌されます。それも今度は乾燥させないようにと分泌量が増えてしまうのです。

皮脂の特性3 皮脂は最短4時間で復活する

一生懸命頭皮を洗い、完璧に皮脂を落としきったとします。その結果、あなたは髪のベタつきから解放され、清潔感と清涼感のどちらも手に入れることができるでしょう。しかし、そんな状態が長く続くことはありません・・・最短で約4時間後には元の状態、いやそれ以上に皮脂の多い状態に戻ってしまうのです。

繰り返しますが、あなたがどんなに完璧に皮脂を落とし切ったとしても、最短4時間で元の状態に戻ります。一時の清潔感と清涼感のために、皮脂を落としすぎないようご注意ください。

髪がベタついたときにやってはいけない対策3つ

つまり髪がベタついた時、あなたがやってはいけない対策は

一生懸命頭皮をゴシゴシ洗う 朝からシャンプーをする 洗浄力の強いシャンプーを使う

ということです

一生懸命頭皮を洗うことも、朝からシャンプーをすることも、皮脂を落としすぎる原因になります。また、シャンプーは種類によって洗浄力が大きく違うため、洗浄力の強いシャンプーを選んでしまうと、皮脂を必要以上に落としてしまう危険がありますので、注意が必要です。

では、どうすれば髪のベタつきを抑えることができるのか?

べたつきを抑えるセオリーは、シンプルなものです。それはシャンプーをする回数を1日1回にし、洗い方は指の腹を使ってモミ込むように洗っていくことです。決して指先でゴシゴシ洗ってはいけません。

また、シャンプーにこんな成分が使われていれば、皮脂を落としすぎることなく安心して使うことができます。それは、「コカミドプロピルベタイン」、「ココイロメチルアラニン」という成分です。ちょっと覚えにくいかもしれませんが、見分け方はとても簡単で、シャンプーボトルの裏面に書いてある成分表示の左上を見ていただくだけです。左上には必ず「水」と書かれていますので、その右隣にこれらの成分が書かれていれば、そのシャンプーは皮脂を落としすぎずに使えるシャンプーとなります。

でも、あなたは髪がベタついているのに気づいていながら、こんなことを思っていませんか?

面倒くさがって正しい対策をしない場合のデメリット

確かに頭皮の洗い方を変えたり、シャンプーを替えたりするのは面倒くさいですよね。長続きしないかもしれません。でも、もし、今よりも皮脂が過剰に分泌され続けたら、あなたはどうなってしまうか知っていますか?それは・・・」

周りの人に不潔に見られる 髪にボリュームがなくなり、ペタンコになる 髪のセットが思い通りにできず、時間がかかる 皮脂で髪が束になってしまい、地肌が透けて見える

さらに頭皮では

皮脂をエサにしている細菌が異常繁殖し、かゆみが出る さらに細菌が増え続けると、頭皮の炎症につながる 頭皮の炎症は脱毛の原因になる

といったことが起こってしまう危険があるのです。

髪のベタつきの成分を特定!解決する研究は進んでいます

しかし、安心してください。サンスターグループ ヘルス&カンパニーでは、髪のベタつきの原因となる皮脂成分を「長鎖不飽和脂肪酸」であると研究により特定しました。

参照:サンスター・PEG-20ラノリンに関するプレスリリース

さらに長鎖不飽和脂肪酸を除去するためには、「PEG-20ラノリン」という成分が効果的だということまで研究で明らかになりました。とはいえ、まだ市販される訳ではありません。

ですので、それまでは今回ご紹介させていただいた「一生懸命洗いすぎない」、「朝からシャンプーをしない」、「洗浄力の強いシャンプーを使わない」ということを心がけていただければと思います。

(長谷川 誠/毛髪診断士)