村中 靖、淺井 優 著
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 
A5判/340ページ/定価3500円+税/日本経済新聞出版 

BOOK REVIEW  ―人事パーソンへオススメの新刊
■ 本書は2019年発行の第1版に続き、"役員報酬・指名制度改革に関するノウハウの体系的な解説"という基本構成はそのままに、2021年のコーポレートガバナンス・コードの改訂や、改正会社法に対応した上で、マルス・クローバック制度やESGなど最新のトレンドについて大幅に加筆された第2版である。著者が所属するデロイト トーマツ グループ実施の役員報酬サーベイ等の定量的なデータも更新し、新たな知見を提供している。
■ 第1章は「役員の指名・報酬制度を取り巻く環境」と題し、コーポレート・ガバナンス改革の全体像を解説する。第2章「役員報酬」は役員報酬設計のプロセスと進め方、続く第3章「役員指名」は役員の選解任基準とCEOを中心としたサクセッションプランのポイントに焦点を当てる。経営陣の指名・報酬戦略への取り組みが「なぜ」注目されるのか、「なぜ」必要なのか、コーポレート・ガバナンス改革が求められる背景から理解できる構成だ。
■ 第4章「任意の諮問委員会」は、2021年のコーポレート・ガバナンスコード改訂に伴い導入が進むと考えられる指名委員会・報酬委員会に着目し、設計と運用について解説する。最終章の第5章は「社外取締役の選任と処遇」と題し、近年期待される役割が大きく変化する社外取締役のあり方を説く。各章のタイトルからも分かるように、役員の指名・報酬に関するトピックをこれ一冊で網羅できる。役員報酬管理をはじめとするコーポレート・ガバナンスに関わる実務家にはぜひ手にとっていただきたい。

 



役員報酬・指名戦略 改訂第2版 報酬制度、ESG評価、スキル・マトリックス、CEOサクセッションプラン、指名・報酬委員会の設計

内容紹介
■ 伊藤邦雄 一橋大学CFO教育センター長 推薦!
「この本には、役員指名・報酬ガバナンスのすべてが詰まっている」

■ 2021年のコーポレートガバナンス・コードの改訂や改正会社法に対応、役員報酬・指名制度改革に関するノウハウを体系的に解説した、本分野を代表する書籍の改訂第2版。
日本最大規模の役員報酬サーベイや各種データを全面的に刷新。マルス・クローバック制度、ESG評価、スキル・マトリックスの解説や、役員報酬開示など最新トレンドを追加し、更に充実した内容に。

■ 役員報酬設計のプロセスと進め方、選解任基準、CEOサクセッションプラン、指名・報酬委員会の設計と運用、社外取締役の選任と処遇など、様々なジャンルにわたる以下内容について、最新の動向に基づいて体系的・網羅的に整理する。
実務の初任者から、経営陣、役員、社外取締役、社外監査役、および弁護士、会計士、コンサルタント等の各種プロフェッショナルサービスの提供者や学生まで、ガバナンス改革に興味・関心を持つすべての方にとって最適な一冊。
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