《頭部と毛先の色にムラがあるから黒く黒く染めてきてください。娘は地毛、過去水泳経験あり。入学説明会の時にはチェックは受けなかった。娘から『カラー剤買った方がいい?』と心配の連絡。先生に連絡し、明日もう一度頭髪検査をするらしい。これがブラック校則なのか、学校独自のルール》

7月14日、Twitterで娘が通う学校の校則への憤りを見せたのはタレントの市井紗耶香(36)だ。

市井は続けて《先生に事情を説明し、黒く染めることはしませんと伝えた。過度に個人の尊厳を損なう行為はあまりに残念すぎる》とし、《これからの社会を子どもたちとどう生きていくか話す良いきっかけにもなったけれど。大人がやる気を落とさせたらダメだよね》とつづった。

市井のツイートは反響を呼び、共感するコメントが相次いだ。

《私も地毛が茶色い為、親が中学・高校共に書面で申告してくれてました。地毛で髪が茶色いと大人になっても言われます。だからと言って染める必要はないし親がちゃんと対応するだけで子供は安心します。市井さんの対応は素晴らしいと思います。子供にとって親が味方で居てくれるとどれだけ心強いか》 《生まれつきのものはどうしようもないですよね。というか、生まれつきの髪の毛の色なんて勉強と何の関係があるのやら》 《地毛なのに黒染する必要などないです! ブリーチが禁止なのはわかりますが地毛が明るい子に対して臨機応変じゃない対応残念ですね…》

今、こうした“奇妙な学校独自の校則”への注目が高まっている。4月には新型コロナウィルスによってマスクの品薄状態が続くなか、「白マスク」を生徒に強要する学校があると各紙で報じられた。

また今月13日には共産党の池川友一都議(35)が、《都立高校の校則。なんでツーブロックはダメなのか。本当に驚愕の答弁》とツイート。都立高校の校則でヘアスタイルの「ツーブロック」が禁じられていることについて、教育長との質疑応答の様子をアップした。すると禁止の理由は、「外見等が原因で事件や事故に遭うケースがあるため」との回答だった。このことは「ツーブロック禁止」がトレンド入りするほど、人々の大きな関心を寄せた。

日本共産党東京都議会議員団が都立高校に対して行った調査によると、頭髪に関しては学校の判断や不可抗力によるものも認めない規則もあるという。例えば、「ドライヤーによる色落ち」「プールの塩素剤等による、目立った脱色の場合」といったものだ。また生まれつき髪の色が明るい生徒について、「地毛届」を提出させる学校もあるという。

こういった独自の校則について、疑問視する声が広がっている。

ロンドンブーツ1号2号の田村淳(46)は《あなたが知ってる、はぁ? な校則を教えてください》と呼びかけ、《ツーブロックにすると事件事故に巻き込まれやすいらしい…はぁ?》とツイート。

衆議院議員の細野豪志氏(48)はTwitterで、《思い起こすと、中学で靴下は白でワンポイントもダメと言われ、高校では体育館シューズが指定された。足が30センチでそれらを用意できず苦労した。高校最初の体育授業で危うくぶっ叩かれそうに》と回顧。《今はそこまで理不尽な校則はないだろうが、意味不明のものは止めるべき》とつづっている。

果たして声を上げることで、校則は改定されるだろうか――。