米フロリダ州ボルーシャ郡の保安官事務所が、ジョセフ・L・デイヴィスという名の黒人男性を窃盗の容疑で指名手配した。デイヴィスは交際中している女性のジュエリーボックスから婚約指輪と結婚指輪を盗み出し、それを別の相手に差し出してプロポーズしていたという。

保安官事務所の発表によると、デイヴィスはマッチングサイト「OKCupid」で出会った2人の女性と、「ジョー・ブラウン」「マーカス・ブラウン」の2つの偽名を使って交際。オレンジシティ在住のガールフレンド(以下A)は、デイヴィスのFacebookを見て彼が別の女性と婚約していることに気が付いた。写真をよく見ると、婚約者の女性の手には見覚えのある指輪が。ジュエリーボックスをチェックすると、前夫からもらった婚約指輪と結婚指輪、そして祖母から譲り受けた宝石などがごっそり消えていたという。

Aさんは、オーランド在住の婚約者(以下B)に連絡を取って事情を説明。デイヴィスが彼女に贈ったものを返してもらい、Bさんと協力して警察に被害を届け出た。偽名のブラウン姓ではデータベースにヒットしなかったが、Bさんは以前、デイヴィスがノースカロライナ州に住む姪について話していたことを覚えていた。この女性はデイヴィスの妹であり、彼女からの情報提供によりデイヴィスの本名や素性が明らかとなった。

デイヴィスはオレゴン州とノースカロライナ州で重罪判決を受けており、オレゴン州では轢き逃げで逮捕状が出ていた。さらに、架空IDの所持、警察への虚偽報告、家庭内暴力、コカイン売買などで多数の逮捕歴があった。デイヴィスは現在も逃走中で、警察は目撃情報を集めている。