「アカデミー(賞受賞俳優)でもこの仕事はローンが組めないのかな……。頑張るしかない」

こうボヤいたのは松坂桃李(32)。これは8月23日放送のラジオ番組『松坂桃李のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で語ったもの。

’19年に助演、’20年には主演で日本アカデミー賞最優秀男優賞を受賞。昨年には戸田恵梨香(33)と結婚し、公私ともに絶好調な松坂でさえもローンが組めないというのだ。厳しい“ローンの洗礼”を受けた有名人は松坂だけではない。

「’03年に『桜』が大ヒットした歌手の河口恭吾さん(46)も日本レコード大賞金賞を受賞しましたが、マンションを購入する際、銀行のローン審査に落ちています。自分の人間性を否定されたような気持ちになったとテレビ番組で語っていました。

また、千鳥のノブさん(41)は銀行に断られ続け、15行目でなんとか住宅ローンを組めたそうです。当時『ピカルの定理』(フジテレビ系)のレギュラーが決定したことが決め手になったといいます」(芸能関係者)

松坂がNGで、ノブがOK……。銀行がお金を貸す有名人と貸さない有名人の境界線はいったいどこにあるのか。

ファイナンシャルプランナーで「寿FPコンサルティング」の高橋成壽代表取締役は松坂が断られた背景について推測する。

「コロナ禍によって芸能界は全体的に業績不振。今の状況では銀行も回収が難しいと判断する傾向にあると思います。松坂さんの場合、節税対策として経費を多く計上し、収入を減らしている可能性があるのでローンが組めなかったのかもしれません」

芸能人やアスリートの住宅購入支援も行っている「FBモーゲージ」の根石高宏代表取締役はこう分析。

「松坂さんは、よくある物件の金額であれば銀行もOKだったと思いますが、億を超える融資を希望したのではないでしょうか」

松坂とは対照的に、都内で豪邸を建設する際に億単位のローンを組んだことが報じられている岡田准一(40)のような有名人も。根石さんは融資を受けるコツについて続ける。

「ベストは自己資金と収入がともにきちんとあること。収入が3千万円ほどあっても、経費が2千500万円とかでは難しいです。銀行はローンを組む人の安定性を何よりも重要視します。帯番組のない芸能人は厳しいですね」

しかし、レギュラー番組を多数抱えていても、安心はできないようで……。

「今は売れっ子でも芸能界は基本的に“水物”。長寿番組のレギュラーや全国区の超有名人でもない限り、ローン審査では評価されません。ちなみに動画をアップし続けないと稼ぐことができないYouTuberも厳しいです。トップのHIKAKINさん(32)でさえも、賃貸契約する際、2年分の家賃を前金で入れていると聞いています」(高橋さん)



■石原さとみは組めて、篠原涼子が組めない理由

ローンを組んだ後に“地獄”を見た芸能人も。

「スリムクラブの内間政成さん(45)はM-1グランプリで準優勝した3年後の’13年に頭金なしで6千万円の35年ローンを組んで中古の戸建てを購入。当初は順調に返済していましたが、一昨年の闇営業騒動で活動自粛を余儀なくされ、月の収入が返済額を下回ることも多々あったといいます」(スポーツ紙記者)

悲喜こもごもな芸能人のローン事情。今話題の芸能人たちが銀行から貸してもらえるのかも気になるところ。まず、幸せ絶頂の“新婚組”について2人に聞いた。

「有吉弘行さん(47)は帯番組も多く、どこでも大丈夫だと思います。石原さとみさん(34)は仕事の継続性という面では厳しいですが、ご主人がサラリーマンなのでローンは組みやすいのではないでしょうか」(根石さん)

「星野源さん(40)は、作詞作曲もする歌手として印税収入があるので安泰。継続的な収入として見てもらえます」(高橋さん)

いっぽう、厳しいジャッジが下された人も……。

「昨年結婚した三浦祐太朗さん(37)は、親の百恵さん(62)や三浦友和さん(69)の連帯保証や実家を共同担保にすれば借りられるかもしれません」(高橋さん)

「篠原涼子さん(48)は、市村正親さん(72)と離婚してしまいましたし、帯番組もないので単独でローンを組むのは厳しいでしょう」(根石さん)

アカデミー賞俳優や超有名人の子供にも容赦なく立ちはだかる“ローンの壁”。松坂はその壁を越えることができるのかーー。