米フロリダ州デュバル郡で、優れた教師に贈られる「ティーチャー・オブ・ザ・イヤー」に選出された教師が、受賞した2日後に児童虐待の容疑で逮捕されたと、地元メディアのThe Florida Times-Unionなどが報じている。

逮捕されたダーネル=クックマン・ミドル/ハイスクールの英語教師キャロライン・メラニー・リー(60)は、女子生徒を呼び出し、顔を殴った児童虐待の罪に問われているという。

事件の発端は、デュバル郡の公立学校区(DCPS)が、Instagramにリーの「ティーチャー・オブ・ザ・イヤー」受賞を祝福するメッセージを投稿したことだと、The Florida Times-Unionは伝えている。

この投稿は現在削除されているが、生徒からと見られるコメントが相次いで書き込まれていたとされる。

The Florida Times-Unionによれば、投稿には彼女への賛辞ではなく、リーは授業中に「N」ワード(黒人に対する差別用語)を使っていたことや、彼女の言葉の端々にマイクロアグレッション(無意識の偏見や差別)が感じられたと指摘するコメントが書き込まれていたという。

リーに殴られた被害者の女子生徒は、投稿にコメントした生徒の一人だったと、地元テレビ局のWKMGは報じている。

リーに「話を聞きたい」と言われ、教室に呼び出された女子生徒は、彼女から複数回顔を殴られ、鼻から出血。

校内に設置された防犯カメラ映像には、かなり怒った様子で歩くリーが教室に入り、その約4分後に女子生徒が顔を押さえながら教室から出てくる様子が収められていたのだ。

前出のWKMGは、デュバル郡公立学校区の責任者ダイアナ・グリーンが「今回のような疑惑は、教育の現場では特にあってはならないものです。信頼されるべき立場にありながら子どもに危害を加える大人を、私は決して容赦しません」と強い言葉で発表した声明を紹介している。