「中居くんがくれたのを履きながら、ここに立っております」

こう言いながら、足元を誇らしげに客席にアピールしたのは岡田准一(40)。V6の解散コンサートから一夜明けた11月2日。主演映画『燃えよ剣』の舞台あいさつに、岡田は先輩・中居正広(49)からV6全員に贈られたという茶色の革靴を履いて現れた。靴の左足かかと部分の内側には「V6」、外側には「OKADA」と刻印が。

本誌の取材によると、この革靴はフランスの高級紳士靴ブランド「ベルルッティ」のもので、一足29万円ほど。ブランドに問い合わせると、

「刻印は、たとえばイニシャルのアルファベット2文字の場合、3万5千円から入れられます」

とのこと。刻印の文字数を考慮すると、1足あたり35万円前後だろうか。それが6人分となると、総額で200万円は超えそうだ。

「中居さんは関係者を通じてV6の担当スタイリストにそれぞれの靴のサイズを教えてもらい、オーダーしたそうですよ。三宅健さん(42)も、2日の夜に行ったインスタライブで、『まさか中居くんから靴をいただく日がくるとは』と喜びをあらわにしていました」(音楽関係者)

高額なプレゼントで後輩グループの門出を祝した中居だが、

「世間にはあまり知られていませんが、中居さんにとって坂本昌行さん(50)は戦友のような存在。年齢も近く、SMAPとV6のリーダー同士、グループについて話し合うこともあったようですから、V6の解散には特別な感慨があったのでしょう」(前出・音楽関係者)

ちなみに中居が後輩に気前よく高級品をプレゼントするのは、珍しいことではない。SMAP時代からその“プレゼント術”には定評があるのだ。

「年末の『紅白歌合戦』のときには、V6や嵐が楽屋に入ると中居さんからのプレゼントが置いてある、なんていう粋なサプライズもあったんです。中居さんが特に目をかけている舞祭組には、1周年を記念して高級ブランドのスーツを贈ったことも。もらった本人たちは『自分たちではとても買えない』と恐縮していましたよ」(別の音楽関係者)

地元が一緒でかわいがっていた今井翼(40)にはこんなものを。

「今井さんがメニエール病で入院したときに、病室に空気清浄機を届けたそうです。『神様は今、お前のこと、休めって言ってるんだから、しっかり休んでまた仕事しよう』と心のこもった直筆の手紙もあって、今井さんは感激していたそうです」(芸能関係者)

ただ高額なものを贈るばかりでなく、プレゼントする相手の状況に応じて品物を選ぶセンスのよさも持ち合わせているようだ。細部まで行き届く中居の心配りだが、それはかわいがる後輩タレントに対してだけではなく……。

「裏方のスタッフにも気配りを欠かさないんです。20年続いた『SMAP×SMAP』の最終回の収録後、200人ほどもいるスタッフ全員にスニーカーを配ったことは有名です」(テレビ局関係者)



■「ジャニーさんを見てきているから…」

ジャニーズ事務所を退所した際にも中居は、お世話になった社員やスタッフに感謝を込めて、一人前3千円ほどの高級焼き肉弁当など約200人分を差し入れしている。

「自身は“壊れかけの炊飯器をセロハンテープで蓋を閉めて使っていた”なんて逸話もある倹約家。自分によりも周囲にお金を使う人です」(前出・テレビ局関係者)

中居のプレゼント術の原点を前出の芸能関係者は次のように見る。

「やはり故・ジャニー喜多川さんの影響ではないでしょうか。ジャニーさんは育ち盛りのJr.たちにハンバーガーを数百個も差し入れしたり、ダンスレッスンの合間に自由に自動販売機で飲み物を買えるようにと小銭を大量にスタジオに用意したり。そうやって常に周囲に気を配るジャニーさんを中居さんは見てきていますから」

V6の“解散”という大きな節目に贈り物で労いの気持ちを表した中居だが、もう一つほかの後輩グループの大きな節目を、中居が贈り物で労った先例がある。嵐の活動休止のタイミングだ。

「昨年大みそかの活動休止前最後のコンサートの日に中居さんから嵐全員へ箸のプレゼントがあったことを、櫻井翔さん(39)がテレビ番組で明かしています。『嵐』『櫻井翔』という名前入りで、『お疲れさまでした』という手紙も添えられていたそう。箸専門店の高級箸だったようです」(テレビ誌記者)

嵐に箸、V6に靴。このセレクトには意味がありそうでーー。

「嵐には活動休止で“箸休め”、V6には解散で“新たな一歩”。そんな意味を込めているのでは、と予想するファンが多くいます」

そう話すあるジャニーズウオッチャーは、その共通点も指摘する。

「箸も靴も“一対”、一つではなく、合わせて使うものです。そこに“離れられない運命共同体”としての“グループ”を重ねているんじゃないかと思うんです。

中居さんは、みんなが納得するかたちでSMAPを終わらせることができず離れ離れになった後悔がある。グループというものに人一倍の思い入れがあるのです。後輩たちには、解散や活動休止で離れてしまっても、築いてきたグループの絆や思い出は大切にしてほしい。そんな意味が込められているのではないでしょうか」

込められたメッセージこそが、中居が“本当に贈りたかった”プレゼントだったのかもしれない。