「憧れの“あのマイク”を持って歌うキスマイのメンバーの姿を見れて本当にうれしかったです」

感慨深げにこう話すのは、Kis-My-Ft2の女性ファン。

1月から全国ツアー中のキスマイ。その初日となった1月15日の静岡公演で、ファン感涙の“うれしい発表”があったという。

「MCで、この日から“白いマイク”を使い始めたことをメンバーが明かしていました。白マイクを持った7人はとても誇らしげでした」(前出・女性ファン)

メンバーが歓喜する“白マイク”。それもそのはず、送り主は中居正広(49)なのだ。

「昨年8月にデビュー10周年を迎えたキスマイにお祝いの品として中居さんが贈ったものです。10周年を記念してキスマイ全員が昨年9月に出演した『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)の収録後に中居さんが渡したそうです。

メンバー7人分と故障した際に使えるスペア1本の計8本で、それぞれにメンバーの名字が刻印されているといいます」(音楽関係者)

その驚きの金額をライブ制作関係者は明かす。

「中居さんが贈ったマイクはドイツの音響機器メーカー『ゼンハイザー』の最高級モデル。名前の刻印代や付属品なども合わせると1本50万円ほどで、総額で約400万円です」

中居といえば、これまでジャニーズの後輩グループの“節目”をプレゼントで祝ってきた。

「嵐が’20年末をもってグループ活動を休止したときには5人に箸を、昨年11月に解散したV6全員にも一足35万円ほどの高級革靴をプレゼントしています。

活動休止の嵐は“箸休め”で箸、解散のV6は“新たな一歩”で靴、と贈り物に中居さんからのメッセージが込められているとみるファンもいます」(前出・音楽関係者)



■白マイクに秘められた中居の“大切な思い出”

松本潤(38)も、昨年12月にゲスト出演した『金スマ』で自身が受け取った箸について、「2つ対になっているものっていうことにすごく意味を持っているんだろうな」と推察。対して中居は「ごめん。なんの意味もないんだよ。俺、そんな深い人間じゃないんだよ」と否定していた。

しかし、キスマイへの白マイクには中居の“大切な思い出”が詰まっているようだ。

「白マイクといえば、歌番組やライブでSMAPが使っていたもの。白色を使うアーティストは珍しく、一部では“SMAPの象徴”という声もあります。しかも、白マイクの発案者は中居さんなんです。ライブの演出も担当していた中居さんが、『曲によってマイクの色を変えたほうがいい』『清潔感がある』といった理由で特注したと聞いています」(前出・音楽関係者)

愛着のある白マイクをキスマイに“譲渡”した中居だが、そこには彼の“願い”が込められていると、別の音楽関係者は言う。

「自身の番組にメンバーをよく招き、派生ユニットである舞祭組のプロデュースも手掛けるなど、中居さんはキスマイを特にかわいがってきました。彼らが出演した『金スマ』では『僕が見たことのない景色を見せてほしい』と伝えています。

SMAPが解散した今だからこそ、思い入れの詰まった白マイクをキスマイにプレゼントすることで、『SMAPを超えるグループになってほしい』という思いを伝えたかったのではないでしょうか」

最愛の後輩へ“エール”を送った中居。’20年3月末にジャニーズ事務所を退所してからまもなく2年がたつが、人知れず悩みを抱えているという。

「最近、中居さんが“ジャニーズに戻りたい……”とよくぼやいているといいます。思った以上に社長としてやることが多く、そのことに苦心しているそうです」(テレビ局関係者)



■SMAPで叶えられなかった銀座パレードの夢

退所後、中居は自ら立ち上げた個人事務所「のんびりなかい」のタレントと社長業を兼業している。昨年4月に出演した『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、独立について「絶賛、皆さんにおすすめしますという感じではない。大変ですし」と苦労を冗談まじりに語っていた。

今も5本のレギュラー番組を抱える売れっ子の中居だけに、“二足のわらじ”は想像以上にハードなものだったようだ。

「番組ではふざけることも多い中居さんですが、素顔はかなりの勉強家。毎回台本を全て頭に入れ、ゲストの出演作や趣味なども必ず調べるそうです。

しかし、独立後は書類の整理や、年末になると関係各所へお歳暮を手配し、年度末には確定申告のため税理士と領収書の確認作業を行うなど、社長業に追われる日々だといいます。 その結果、本業であるタレント業の準備の時間が取れず、『能力と余力が取られちゃうよ』と周囲にこぼしているそうです。

以前、友人のナインティナイン・岡村隆史さん(51)に『絶対に会社は辞めないほうがいい』と言ったそうですが、本音の部分もあるのでしょう」(前出・テレビ局関係者)

多忙な社長業との両立に煩悶する中居だが、キスマイに贈った白マイクにもその“余波”があると、前出の音楽関係者は指摘する。

「松本さんが昨年12月に出演した『金スマ』で中居さんは、かつて松本さん、櫻井翔さん(39)との食事会で2人に“嵐が銀座でパレードを行うこと”を提案しようとしたが、踏みとどまったことを明かしていました。中居さんはSMAPでパレードを行いたかったので、“嵐にやられたら悔しい”と思ったそうです。

今もSMAP時代に思いを馳せる中居さんが、SMAPの象徴である白マイクをキスマイに贈ったかげにはアイドル業に専念できた“黄金期”への未練もあるのかもしれませんね」

解散後も、“SMAPは実家”と語っている中居。ジャニーズ時代の伝説は後輩の“白マイク”で語り継がれることになるはずだ。