ブーツを脱いだらモワッと納豆のニオイが……。夏にも劣らず強烈な、冬のニオイへの対処法を専門家に聞きましたーー。

「ブーツのニオイは、細菌の繁殖によるものです。足の裏にいる常在菌が大繁殖すると、酸っぱいニオイや納豆臭、それらがミックスされた強烈な複合臭が発生します」

そう話すのは、予防医学や生活習慣病に詳しい医師の桐村里紗さん。

「足の裏は大量に汗をかくため、ブーツの中はニオイの原因となる細菌の繁殖にぴったりの高温多湿状態になりやすい。まずは蒸らさないようにして細菌の増殖を防ぐことが肝心です」(桐村さん)

今回は、ブーツのニオイ問題への4つの対処法をニオイの専門家である桐村さんと臭気判定士の松林宏治さんに伺った。

【(1)アルコールで靴の中を除菌】 ニオイの原因となる菌の発生を抑えるため、ブーツを脱いだら市販の靴用消臭スプレーを吹きかけるか、消毒用エタノール(アルコール)をキッチンペーパーなどに吹きかけて内部を軽く拭く。

【(2)丸めたアルミホイルを入れる】 ピンポン球サイズに丸めたアルミホイルを2〜3個ずつブーツに入れると、アルミホイルから除菌・抗菌効果のある金属イオンが出て、靴の中で雑菌が繁殖するのを抑えてくれる。

【(3)ぴったりサイズを履く】 サイズの大きい靴を履いていると、靴がずれる際の摩擦熱で靴の中が高温多湿状態になりやすくなる。ぴったりサイズの靴を選ぶことが重要。

【(4)「お酢洗面器」で菌のエサとなる足の角質を落とす】 足に付着したままの古い角質は、雑菌の栄養源に! 両足が入る洗面器に酢とお湯を1対3の割合で入れ、そこに足を30分〜1時間つける。その後足裏を軽くこすると古い角質がぽろぽろ取れてキレイになる。

ニオイのプロが教える消臭法で、この冬はマスクなしでも安心してブーツを脱げるようになろう!

【PROFILE】 松林宏治さん 臭気判定士。通称におい刑事。総合病院から一般家庭まで、あらゆるニオイ問題を手掛ける株式会社共生エアテクノ代表 桐村里紗さん 内科医。著書に『腸と森の「土」を育てる〜微生物が健康にする人と環境〜』(光文社新書)など