小池都知事(69)の新型コロナウイルス対策を巡る発言が猛批判を浴びている。27日に東京都の新規感染者数が過去最多(当時)となる2,848人を記録したことを受け、28日に会見に応じた小池都知事。

東京新聞によると、小池都知事は「若い方々の行動パターンが、鍵を握っている。自分がよければではなくて、結果として人にうつすと、医療体制が逼迫する」とし、若年層にワクチン接種を呼びかけたという。

医療体制への負荷については、「基本的に、3つの柱でやっている。自宅、ホテルなどの宿泊療養施設、そして病院。この病院の病床を、いかにして効果的に効率的に生かすかが鍵になる」と強調。その上で、自宅療養者の健康状態を確認する体制も整えているとして、

「特に1人暮らしの方々などは、自宅も、ある種、病床のような形でやっていただくことが、病床の確保にもつながるし、その方の健康の維持にもつながる」と主張したと報じられている。

“一人暮らしの自宅を病床に”とした小池都知事。しかし、一部では重症化率の高さも指摘されているデルタ株がすでに蔓延している。そんな状況で身寄りのない単身生活者がコロナ感染、重症化などした場合、一体誰が看病をするのだろうか。

さらに、27日には吉村憲彦福祉保健局長が報道各社に対して、ワクチン接種が進んでおりこれまでと状況が違うことから「いたずらに不安をあおることはしていただきたくない」と呼びかけたという。

感染者が過去最多を更新し続けるなかでの、小池都知事の今回の発言にはネット上で批判が相次いだ。

《孤独死を推奨》 《は?? 容態が急変したら、どうするの?》 《東京都は、医療が逼迫すれば独り暮らしの人を見捨てるということだな》 《「自宅を病床に」って言ってますけど、前にコロナで孤独死した事例もありましたよね。 一人で死ねと仰るんですか?》 《一人暮らしで自分で救急車呼んで、這ってドアの鍵を開けたことがある人間からしたら、コロナでも放置されて自分のベッドにいろ、と言われるの我慢ならない。自宅のベッドは病床にはなりません。》

「一人暮らしの自宅を病床のように」発言は果たして“都民ファースト”と言えるのだろうかーー。