「日頃から思いやりと感謝の気持ちを忘れず,小さな喜びを大切にしながら自分を磨き,人の役に立つことのできる大人に成長できますよう,一歩一歩進んでまいりたいと思います」

12月1日、愛子さまは、成年を迎えられたお気持ちを、このように文書に寄せられた。5日に皇居で執り行われた成年行事では、初のローブ・デコルテ姿を披露され、国民からも祝福の声が上がった。

そこで身につけられたティアラは、天皇陛下の妹で、愛子さまにとっては叔母にあたる、黒田清子さんから借りられたものだ。皇室ジャーナリストが語る。

「現在、新型コロナウイルスの感染拡大によって国民生活に影響が出ています。そういった社会情勢に配慮し、両陛下と相談の上、3千万円もの費用がかかるティアラは新調せず、清子さんからお借りしたのです」

グリーンのドレスで成年祝賀行事に参列した清子さんは、輝きを放つ愛子さまを見て、頼もしく思ったはずだ。

「“サーヤ”の愛称で親しまれた清子さんは、2017年、昭和天皇の第4皇女・池田厚子さんから伊勢神宮の祭主を継承されたこともあり、もっとも存在感のある“元プリンセス”と言えるのではないでしょうか」(皇室ジャーナリスト)

清子さんといえば、美智子さまとは親子以上の繋がりで、1番の理解者。美智子さまが失声症に悩まされたときは、常に寄り添い、美智子さまと相手の間に入って、コミュニケーションをとったと言われている。

「2003年、兄の秋篠宮さまの学習院初等科時代からのご友人・黒田慶樹さんと結婚した際も、美智子さまは『清子さんの存在を心の支えにした』という趣旨のお話をされたそうです」(皇室担当記者)

清子さんは結婚後、都内の“億ション”で新生活をスタート。マンション購入の際、1億5千万円相当の一時金が支払われた清子さんが3分の2を、黒田さんは残りの3千万円を負担したという。本誌でもたびたび地元商店街で買い物姿などをキャッチするなど、庶民的な素顔を見せてくれた。

「東京都庁にお勤めの夫の黒田さんは、2021年、都市整備局の都市計画課長から同統括課長へと昇進。3月には住宅ローンも完済しています」(皇室担当記者)

一方で、米寿を迎えられた上皇さま、そして美智子さまへも心を寄せているという。

「コロナ禍以前は、清子さんはご自分で車を運転して、上皇上皇后さまへ会いに行き、身の回りの世話や、お話し相手をされていたそうです。生前退位され、皇居から高輪の仙洞仮御所へ引っ越しされる際も、天皇というお立場だった上皇上皇后さまに寄り添っていた清子さんが“断捨離”のお手伝いされたのかもしれませんね」(皇室ジャーナリスト)

愛子さまは、成年を迎え「一つ一つのお務めに真摯に向き合い,できる限り両陛下をお助けしていきたいと考えております」と文書回答をされている。同じ“天皇の娘”として、清子さんは、愛子さまのよき理解者、そしてお手本となるだろう。