自民党の二階俊博元幹事長(85)は3月25日、党本部で記者会見を開き、“政治不信を招いた”責任から次の衆議院選挙に立候補しないと表明した。しかし、会見の質疑では、同席した二階氏の最側近である林幹雄経理局長(77)が代弁する姿が目立ち、自ら説明を尽くす姿勢は見られなかった。

会見の冒頭で二階氏は「このたび私が会長を務めておりました派閥の政治資金問題の政治不信を招く要因となったことに対し改めて国民とこれまでご支援くださった地元の皆さまに深くおわび申し上げます。すでに派閥の会計責任者と私の秘書が刑事処分を受けていますが、その政治責任は当然、すべて監督責任者である私自身にあることは当然のことであります」とメモを読みながら反省の弁を述べた。

しかし、その後の質疑では態度を一変。政治倫理審査会への出席を求められても応じていない理由と出席する意向を問われたが、なぜか無言で林氏を見ると、林氏が「出席は自分の判断でしてますので、出席する必要がないと判断して、出席しなかった」と代弁。政倫審に出席するかどうかについても「武田事務総長が説明した」と林氏がコメントし、まるで説明は果たされたかのような物言い。

さらに、総理に不出馬を伝えた際の総理の反応を聞かれれば「総理に聞いてください」とそっけなく、また、2013年の広島での河井克行元法務大臣による買収事件で見つかった河合氏の直筆メモで二階氏が3300万円を提供したとされる内容について問われると、再び林氏が「全部表から出ていますので裏金じゃありません」と強調。

ついには、不出馬の理由が高齢なのかと問われると否定した上で「年齢制限があるか? おまえもその年がくるんだよ」と、記者を睨みつけ威嚇。そして横を向き「バカ野郎」と呟いた。

裏金問題で二階氏個人の不記載額は、党内最多の3526万円。二階氏の秘書は、政治資金収支報告書に記載せず、寄付の合計額を虚偽記入したとして略式起訴され、罰金100万円と公民権停止3年が先月確定している。

冒頭で反省の言葉を述べたものの、自ら説明する姿勢もなく、不遜な態度を晒したこの会見にはSNS上でも批判が殺到した。

《ダメだ二階、全然反省してない》 《リアル不適切にもほどがあるやんw》 《説明責任も果たさず記者に逆ギレ》 《お前もその歳くるんだよ はごもっともだけど 多分この記者はその歳になってもこうしてインタビューしてないw》 《口では謝罪していても腹の底から全く反省なし。国民をバカにするにも程がある。そんな態度ならまだ出てこない方が良い》 《この年まで生きても反省とかが出来ない人間って何なのだろう》