2020年7月、認知症であることを公表した蛭子能収さん(74)。その近況や今の思い、妻・悠加さんの“介護相談”も収録した『認知症になった蛭子さん〜介護する家族の心が「楽」になる本』(光文社・定価1320円)も発売中の蛭子が、本誌読者からの相談に応える!

【Q】「BTSとファッションや美容が大好きな18歳の女子です。いつかはインフルエンサーになって、SNSで有名になって、いっぱいお金を稼ぎたいです。インフルエンサーとして活躍するために大切なことはなんですか?」(サッチンさん・18歳・山梨県・学生)

【A】「人の気持ちがわからない人はインフルエンサーになれない」(蛭子能収)

あわあわ……、この相談の意味がサッパリわかりません。インフルエンザになると高熱が出て大変だと思いますけど……。(マネージャー「インフルエンサーは、一般の人でもネットでの発言で影響力があって、広告でお金をもらえるんですよ」)

でも、オレに相談しているのに、相手にわからない話ばかりしているんですね。そんな発想の人は人気も出ないし金を稼げないと思いますよ。

オレが影響を受けた人は横尾忠則さんですね。この前、展覧会に行ってきました。(マネージャー「蛭子さん、興奮して『すごい、すごい』と見入っていましたね」)

そうなんですよね。漫画家の根本敬さんやショートステイで知り合った人に「蛭子さん、絵を描け、描け」と言われますが、ペンを持つ気持ちにはちっともなりませんでした。でも80歳を過ぎても描き続けている横尾さんの絵を見ていたら、オレも絵を描きたいと思うようになりました。

人に影響を与える人は、自然にそんな力があると思いますよ。