2020年7月、認知症であることを公表した蛭子能収さん(74)。その近況や今の思い、妻・悠加さんの“介護相談”も収録した『認知症になった蛭子さん〜介護する家族の心が「楽」になる本』(光文社・定価1,320円)も発売中の蛭子が、本誌読者からの相談に応える!

【Q】「夫は、外食をしても『このラーメンの原価は50円だ』とか、花火を見ても『あの1発は50万円だな』など金の話ばかり。とくに年をとってから細かい計算ばかりでおもしろくない。夫とどう一緒に暮らせばいいのでしょうか……」(ピンキーメーズさん・51歳・埼玉県・パート)

【A】「細かいお金の計算をしていくと、たいていのものはバカバカしくなる」(蛭子能収)

花火って高いんですね。オレは、キレイだと思ったことがないので、そんなに金かかるんだったら花火なんてバカバカしいし、この世からなくなってかまいませんよ。(マネージャー「食事をしても花火大会に行っても金のことばかり聞かされるのが嫌なんでしょうね」)

それやったら「今は金の話はしないでよ」と笑いながら言えばいいだけ。でも、お金に対する考え方は夫婦でも違ってていいと思いますよ、ちょっと面倒ですが……ウフフ。この人も、旦那と一緒に細かい計算をしてみたら、いろいろな実体が見えてきますよ。

オレはとにかく金の計算が好きだし、だから仕事も続けたいです。(マネージャー「最近は認知症関連の講演が増えています。先日は三重県御浜町の会場とリモートでつないでやりました」)

そうでしたっけ? 家にいて金が稼げる仕事をもっとやりたいですね。(マネージャー「この人生相談も仕事ですよ!」)細かい計算をするまでもなく、講演のほうがいい仕事だと思います。