その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、吉本興業所属の“霊がよく見える”芸人・シークエンスはやとも。『ポップな心霊論』は、そんな彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!

【リモート授業には幽霊も参加しているかも?】

大学生のあかねさんからこんな話を聞きました。

今でもまだ、リモートで行われている授業は多いらしいんですが、学生は基本的に画面をオフにしているので、先生がたまに「みなさん聞いてますか?」と確認してくることがあるそうです。

ある日の授業中も、先生が「みなさん聞いてますか?」と声をかけてきました。

ふだんはそのまま続行するのですが、なぜかその日は「ちゃんと聞いてますか?」としつこく確認してきます。

あかねさんはとくに気にしていなかったのですが、今度は「あかねさん、聞いてるんですか?」と、名指しされてしまいました。

しかも、「あかね、ちゃんと聞いてるのかよ」と少しずつ口調が乱暴になっていきます。そこでやっと気付いたのですが、それは先生の声ではありませんでした。

怖くなったあかねさんが、パソコンの画面をよく見てみると、小さく分割された画面の右下のところに知らない男が映っています。

そして、こちらを指さしながら「あかね、お前に聞いてるんだよ」と話しかけてきたそうです……。

コロナ禍で人に会えなくなって、幽霊もリモートに進出するしかなかったのかもしれませんね(笑)

【PROFILE】 シークエンスはやとも 1991年生まれ。吉本興業所属。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などで見せた芸能人の霊視も話題に。自身のYouTubeチャンネルでも心霊話を配信中。昨年8月には本連載をまとめた初の著書『ヤバい生き霊』(光文社)が発売された。