連続殺人犯「ドクター・デス」の正体は救世主か、猟奇犯か? 映画『ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−』が11月13日(金)から、OSシネマズミント神戸、アースシネマズ姫路、梅田ブルク7などで公開です。

 これは、130人を安楽死させた実在の医師をモデルとしたクライムサスペンスです。

「苦しむことなく殺してさしあげます」ある闇サイトで依頼を受け、人を安楽死させる連続殺人犯ドクター・デス。警視庁捜査一課のNo.1コンビ・犬養と高千穂は捜査に乗り出しますが、遺族は犯人に感謝する態度で嘘の証言をします。ドクター・デスは猟奇殺人犯なのでしょうか? それとも救いの神なのでしょうか?

メイン

 綾野剛と北川景子が警視庁捜査一課のバディとして事件を追います。役柄は、破天荒な直感型の刑事・犬養隼人と、犬養の後輩で冷静沈着な分析型の刑事・高千穂明日香。ドクター・デスに翻弄されながら正体を突き止めます。

サブ②
サブ③

 原作は「このミス」大賞受賞作家・中山七里の刑事犬養隼人シリーズ「ドクター・デスの遺産」。本人の意思と家族の同意のもと実行される安楽死は殺人と言えるのか、被害者が存在しない殺人は罪に問われるのか、実在の医師をモデルに描いています。

 この医師は、アメリカに実在した医師で病理学者のジャック・ケヴォーキアン(2011年死去)です。「誰にでも死ぬ権利がある」と積極的安楽死を推奨し、自作の自殺装置を使った自殺幇助活動で患者あわせて130人を尊厳死させました。《ドクター・デス/死の医師》と呼ばれ、1999年に殺人罪で服役しました。仮釈放後は亡くなるまで安楽死・尊厳死の啓蒙活動を続けたということです。

 この映画を観るあなたは、物語が進んで事件の真相が明らかになるにつれて、殺人犯が正しいような錯覚にとらわれるでしょう。映画『ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−』は11月13日(金)に公開。(SJ)

サブ①

◇映画『ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−』

出演:
綾野剛 北川景子 岡田健史 前野朋哉 青山美郷 石黒 賢

監督:深川栄洋
原作:中山七里「ドクター・デスの遺産」(角川文庫/KADOKAWA刊)

配給:ワーナー・ブラザース映画
(C) 2020「ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−」製作委員会