吉本興業のお笑いコンビ・マユリカが、Podcastオリジナル番組『マユリカのうなげろりん!!』(ラジオ関西)に出演し、インターネット上に残された“黒歴史”について語った。

作:飛鳥時代(@akjidai)

 幼稚園児のころからの幼なじみであるマユリカ(阪本・中谷)。これまでの人生の多くの時間を共有してきた2人だが、阪本が突然「お前、毎日ブログあげてたよな」と切り出す。

 中学生から大学生時代にかけて「小僧解体新書」という個人ブログを更新していた中谷。タイトルは、中谷がネット上でかつて使用していたハンドルネーム「体操小僧」に由来する。余談だが、この名前は父親につけてもらったといい、その事実を知らなかった阪本は「お前、2回も親に名前をつけてもらったんか……」と驚きを隠せない様子だった。

 阪本は未だにインターネット上に残されている「小僧解体新書」から記事を読み上げたいと語る。その記事の日付は2005年9月22日。収録当時から15年以上前で当時、中学3年生の中谷が書いたものだ。

 記事のタイトルは、

“「こんなの当たらねえよぉ〜」などと言えば逆に当たるんじゃないかと思って言ってみるが自分の宣言した通り当たらない。”

 書いた張本人の中谷も「え? それタイトル?」とキョトン。全く記憶にないようだ。続けて、阪本は本文を読み上げる。

「学校の帰りにアタリつき自販機でジュースがもう一本アタリました。」

 タイトルの「当たる」は自動販売機についてのことだったようだ。

「実にコレ、同じ自販機で三度目なんですよね、マジでコレ。どうりで俺って運がないな〜などと思っていたら、こういうところで無駄遣いしてたんですね。」

 ここまではよくありそうな日記だ。しかし、最後のひとことが衝撃だった。

「はっはっは。笑えねえや。」

 阪本がキザっぽくそう読み上げると中谷は「キッツーーーーーー!」と悶絶。中3のセリフとは思えないこのひとことに「これはアカン! これはアカンわ!」と叫び、たまらず言い訳をはじめる。

「その当時、オタクの友だちと関西弁使うのダサいみたいになってたんやと思う。メールとかも『〜だよな』とか使ってたんちゃうかな……」

 このあとも「(ry」など、ネットスラングを多用した青春時代のブログをさらされることとなった中谷。とても「かっこいい」と言われるタイプの芸人ではないが、キザっぽい表現が多用されている。これについて、中谷は男子校に通っており、自己評価が定まっていなかったためだと弁解する。

 とはいえ、1990年前後生まれで、学生時代にブログを開設し、今見返すと赤面すること間違いなしの内容を掲載していたという経験を持つ人はたくさんいるだろう。問題なのは、この内容がインターネットに残り続けていること。中谷はログインパスワードを忘れてしまったようで、もうどうすることもできない。「ネットバスター」という謎の存在をつくりあげ、このデジタルタトゥーを「消してくれ!」と叫ぶ中谷であった。

(ラジオ関西Podcast『マユリカのうなげろりん!!』#2小僧解体新書より)

作:飛鳥時代(@akjidai)