女優・武田梨奈がパーソナリティーを務めるラジオ番組『武田梨奈のこだわりな時間』(ラジオ関西 土曜午後5時〜)9月11日放送回に、映画評論家・松崎健夫さんがゲスト出演。「日本のアクション映画の現状は?」というテーマで熱く語りあった。

武田梨奈と、映画評論家の松崎健夫さん(写真:ラジオ関西)

 年間500本近くの作品を観て、その評論を行う松崎さん。ある雑誌の企画で「日本が誇るアクション俳優5人」を選ぶことになり、先月(8月)に急逝した千葉真一(Sonny Chiba/サニー千葉)、長渕剛の妻・志穂美悦子や、真田広之、倉田保昭とともに、武田梨奈の名をあげた。

 しかし「アクション映画の隆盛期、千葉さんたちの時代から、現在活躍する武田の時代まで空白期間が長い」と松崎さんは語る。

 かつては二本立てなどが主流の興行スタイルで、映画会社が自由に、かつチャレンジできる時代で、たくさんのアクション映画が作れる時期があったという松崎さん。しかし、「今は予算や興行成績などのため、映画会社が自由に作品を作りにくくなってしまった。そんな映画制作をとりまく環境の変化が、アクション映画が少なくなってしまった要因の一つだ」と説明する。

 武田もこの意見に同調。「現在の日本にはアクション映画が少ない。またアクションに対する需要も低く、企画も通りにくいのでは……」と現状を憂いていた。

映画評論家の松崎健夫さん(左)と、武田梨奈(写真:ラジオ関西)

 それでも、海外に目を向けるとキアヌ・リーブスやトム・クルーズなど、一流のスターがアクションに挑み、アクション映画も数多く公開。アクション映画というカテゴリーは衰退したわけではなく、依然として人気を保つ。

 また『アベンジャーズ』の監督ジョス・ウェドンは、「日本の文化で興味があるものは?」という質問に対し、「武田梨奈の映画『ハイキックガール』(2009)」と回答。そのように、アクション俳優・武田に対する海外からの注目が高い現状を踏まえ、松崎さんは「アクション映画がたくさん作られている海外で武田梨奈には勝負してほしい」と、オンエアを通じて思いを語っていた。

 海外の人気アクションスターと武田が共演……、そんな想像も膨らむ。二人のアクション映画への思いが伝わる熱いトークは、今回のラジオでも尽きることはなかった。