新型コロナウイルスの対応にあたる医療従事者などを支援しようと、兵庫県や神戸市以外の各市町が4月末から募った寄付金が、10月下旬をめどに県内の医療機関に初めて配られる。「ひょうご新型コロナウイルス対策支援基金」には、10月12日現在で約3,300件、5億3千万円の寄付が集まった。

 このうち、神戸市内を除く59の医療機関に配られるのは総額4億9千万円で、3月〜8月にコロナ患者の受け入れ、帰国者・接触者外来の開設、PCR検査の実施などに取り組んだ医療機関が対象。入院患者数やそのうちの重症患者数、検査の実施数を基に配分の割合を決める。

兵庫県庁
「ひょうご新型コロナウイルス対策支援基金」10月12日現在で約3,300件、5億3千万円の寄付が集まる

 医療機関に配られた寄付金は、医療従事者個人への支給(現金、ポイントカード、QUOカードなど)の他、コロナ患者対応に必要な医療資資材や消毒用ロボットなどの機材の調達にあてられる。勤務環境や福利厚生の向上は使途の対象となる一方、コロナ以外の患者用備品の購入や、施設の改修・維持補修費への充当は認められない。

 今回の配分で残った額とあわせ、県は引き続き寄付金の募集を続ける。問い合わせは、電話078-362-9870。