2020年のプロ野球ドラフト会議が26日に東京都内で開かれ、明石市立明石商業高校(兵庫)の来田涼斗外野手はオリックスから3巡目指名を受けた。その後、チームメイトで千葉ロッテから2巡目指名を受けた中森俊介投手とともに会見に臨んだ来田。目を輝かせながら、これから始まるプロ野球人生について語った。

指名を受けた後に会見する明石商の来田涼斗(26日午後=明石商業高)
指名を受けた後に会見する明石商の来田涼斗(26日午後=明石商業高)

――今年は春夏の甲子園などが中止になった。不安はあったか

 練習試合でいい打率が残せていなかったし、(8月に甲子園で行われた)交流試合でもいい結果が全く出ず、不安な気持ちのまま終わってしまいました。自分の実力のなさに不安になりましたが、両親や監督、応援してくださる人の支えがあって、思い切ってプロ志望届を出すことができました。

――プロ野球の世界に飛び込むにあたって、一番楽しみなことは。

 小さい頃から常に「レベルの高い場所で野球がやりたい」と思って毎日練習してきたので、また一段とレベルの高いところで野球ができると思うとすごく楽しみです。

――対戦してみたい投手は。

 ソフトバンクの千賀滉大投手です。日本を代表するピッチャーの一人と打席に立って戦い、自分の実力を試したいです。(狭間善徳監督に何やら耳打ちされ)西武ライオンズの松本航選手とも戦ってみたいです。(来田・松本は)どちらも狭間先生の教え子なので、どちらが勝負に勝てるか確かめたいです(笑)。

バファローズの帽子をかぶりガッツポーズの来田涼斗(26日午後=明石商業高)
バファローズの帽子をかぶりガッツポーズの来田涼斗(26日午後=明石商業高)

――プロの世界での目標や夢、叶えたいことは。

 理想の選手は三拍子の揃った選手なので、トリプルスリーや首位打者を狙えるような選手になって、球界を背負えるような打者になりたい。高校ではできませんでしたが、打率を残せるオリックスの吉田正尚選手のように、確実性のあるバッティングを磨きたいです。

――明石市での思い出はあるか。

 明石トーカロ球場で試合があるときなどは、周りの方が「頑張って」と声をかけてくれたりしました。周りから応援されている学校なんだな、と思いました。

――明石商で学んだことをどう生かすか。

 野球の技術だけではなく人として成長することができたと思います。さらに苦しい場所に行きますが、耐えられるような練習をしてきました。高校でしてきたことに自信を持ってプロ野球でも継続していきたいです。

「トリプルスリー」「15勝」と大きな目標をたてた中森俊介と来田涼斗(26日午後=明石商業高)
「トリプルスリー」「15勝」と大きな目標をたてた中森俊介と来田涼斗(26日午後=明石商業高)