神戸市中央区の特定抗争指定暴力団・神戸山口組の中核組織「山健組」事務所前で2019年10月、組員2人が射殺された事件で、殺人・銃刀法違反罪で起訴された特定抗争指定暴力団・山口組系組員(70)が、昨年12月31日に拘置所の独房内で倒れ死亡が確認されたことが5日までに捜査関係者への取材でわかった。病死とみられる。

「山健組」襲撃事件現場
「山健組」襲撃事件現場

 今後、神戸地裁で公訴棄却(=刑事裁判手続きの打ち切り)となる見通し。起訴状などによると、組員は2019年10月10日午後、神戸市中央区の「山健組」事務所前で、警戒中の警察官に職務質問に「報道機関のカメラマンだ」と名乗り、近づいてきた男性組員2人(当時43・39)の首や胸を拳銃で撃ち殺害したとされる。