2020年に全国で起きた交通事故の死者数は2839人で、統計が残る1948(昭和23)年以降最少、初の2000人台となった(警察庁統計)。 前年比376人(11.7%)マイナス。最も多かった1970年と比べると約6分の1まで減少した。
 都道府県別では、東京が1967(昭和42)年以来53年ぶりにワーストとなり、2019年より22人多い155人。次いで愛知154人、北海道144人。近畿では、大阪がより6人少ない124人で全国ワースト6位、兵庫は110人で8位。

兵庫県警本部(神戸市中央区)
兵庫県警本部(神戸市中央区)

 兵庫県警によると、兵庫県内では前年比28人マイナス。統計史上最少となった。全国的な傾向としてお年寄りが交通事故の犠牲になるケースが多く、兵庫でも、65歳以上の死者が65人と全体の60%近くを占めている。また歩行中だけでなく、自転車に乗っている際の事故も目立つという。
 地区別では 阪神地区が29人で最多、西播が25人、東播23人、神戸(市内)が19人の順。

 兵庫県警・交通企画課は、「新型コロナウイルスの感染状況を考えると交通安全教室を開くのは難しい。SNSや通学路など、さまざまな形で交通安全を呼びかける」としている。