神戸・ハーバーランドを発着して神戸港を周遊するレストランクルーズ船「コンチェルト」が、点検でドッグ入りするため、1月6日(水)〜2021年1月19日(火)終日運休する。 コンチェルトを運航する神戸クルーザー(神戸市中央区)は 、これに伴い1月16〜18日、代替船として、現在使用されていないクルーズ船「ルミナス神戸2」を運航する。 当初は7日からの予定だったが、昨年末から新型コロナウイルス感染者数が高止まりする中、一部の運航便について運休、減便した。

代替運航する「ルミナス神戸2」(※写真は2020年3月撮影)
代替運航する「ルミナス神戸2」(※写真は2020年3月撮影)

 ルミナス神戸2を運航していたルミナスクルーズが2020年年3月、新型コロナウイルスの影響などで民事再生法の適用を申請した。しかしその後、資金繰りのめどが立たず営業再開が困難になり、破産手続きに移行した。 コロナ禍で民事再生法の適用を申請したクルーズ会社は初めてだった。

 ルミナスクルーズは前身の会社が1985年に創業、2008年に関係会社が解散しクルーズ船の事業を受け継いだ。そして、国内最大級のレストラン船である「ルミナス神戸2」でレストランクルーズの事業を行ってきた。しかし2018年、大阪府北部地震や西日本豪雨などの自然災害が続くなか燃料の価格が高騰し、資金繰りが悪化していた。船は神戸クルーザーの筆頭株主、ファースト・パシフィック・キャピタル(東京都目黒区)が事業再生を支援、営業運航再開を目指している。

緊急事態宣言発令中にも、運航再開を願う多くの寄せ書きが(写真は2020年6月)
緊急事態宣言発令中にも、運航再開を願う多くの寄せ書きが(写真は2020年6月)
感染対策にあたりスタッフの入念なチェックは欠かせない
感染対策にあたりスタッフの入念なチェックは欠かせない

 起点に食事などを提供しながら神戸港を回る観光船「コンチェルト」は2020年、緊急事態宣言を受け4月16日から5月22日まで完全運休し、繁忙期である5月のゴールデンウイークに営業できなかったことで売り上げは2019年に比べ大きく減少したが、船内の席数を減らすことやチケット窓口にパーテーションを設置するなど、感染対策を取りながら運行を再開させた。

 ルミナス神戸2の神戸港周遊は約10か月ぶり。中突堤旅客ターミナルを発着する「トワイライトクルーズ( 1月16・17・18日  17:15〜19:00)」「ナイトクルーズ( 1月16・17日 19:30〜21:30)」、乗船料金は「トワイライトクルーズ 」2500円、「ナイトクルーズ」2900円(いずれも税・食事代別)。
 
 予約は神戸クルーザー TEL 078-945-8424(受付時間 10:00〜19:00)