4月22日に極大を迎えるのは「4月こと座流星群」。1時間に5個程度が流れるという。こと座は夏を代表する星座のひとつで、4月下旬の夜半を過ぎると北東の空高く上るようになる。

 1等星ベガの近くに輻射点を持つ、「4月こと座流星群」。普段の年の流星の数はそれほど多くないものの、時折突発的に増えることがあるとされる。今年は4月16日ごろから25日ごろ出現すると予想されている。

 国立天文台によると、観測におすすめの時間帯は4月22日午後11時ごろから翌朝まで。月齢10の大きな月があるが、午前2時11分に沈んだ後、流星観測のチャンスが広がる。

 4月は日の入り後、西の空には火星が見える。2020年秋の最接近の際の明るさはなく、周囲の1等星より少し暗くなっている。17日には火星と月が大接近して見える。双眼鏡を使うと月齢5.4のかけた月の上に赤い惑星が寄り添うように視野に収まるという。日本では「接近して見える」だけだが、東南アジアでは「火星食」となり、火星が月に隠される現象になる。

 4月になり、暖かくなってきたとはいえ、夜は冷えることもある。寒さ対策をしつつ、春の夜空を眺めてみては。

(画像提供:明石市立天文科学館)
(画像提供:明石市立天文科学館)