15日午後4時すぎ、淡路島岩屋沖(兵庫県淡路市)で、「水上オートバイが漂流している」と海上保安庁の海上事故専用電話・118番通報があった。神戸海上保安部によると、近くの消波ブロックの上などで男性2人と女性1人が倒れているのが見つかり、いずれも死亡が確認された。

遺体が発見された淡路島・岩屋沖<2021年9月15日 ※画像提供・第五管区海上保安本部>
遺体が発見された淡路島・岩屋沖<2021年9月15日 ※画像提供・第五管区海上保安本部>
損傷、漂流した水上オートバイ<2021年9月15日 ※画像提供・第五管区海上保安本部>
損傷、漂流した水上オートバイ<2021年9月15日 ※画像提供・第五管区海上保安本部>

 通報者は「3人乗りの水上バイクが暴走して、ドーンと音がしたので確認するとバイクだけが漂流していた」と説明していたという。3人が発見された付近の消波ブロックには衝突した痕があったことから、神戸海上保安部は水上オートバイが消波ブロックに衝突したとみて、事故当時の状況や3人の身元の確認を急ぐ。

神戸海上保安部(神戸市中央区波止場町)
神戸海上保安部(神戸市中央区波止場町)

 兵庫県明石市と尼崎市、淡路島中部を含む海域で、2016年〜2020年の5年間に水上オートバイの事故が7件発生した(神戸海上保安部調べ)。こうした中、明石市は8月、海水浴場付近での水上オートバイの危険運転に対し、殺人未遂などの容疑で刑事告発(容疑者不詳)している。また、 漁業関係者から水上バイクが漁船に接近するなど危険運転が繰り返され、規制強化を求める声が挙がっている。