神戸市中央区の神戸どうぶつ王国では、現在、展示場の改善や動物医療施設の充実のための費用をクラウドファンディングで募っている。

 神戸どうぶつ王国のクラファンチャレンジは、今回が2回目。昨年は、希少動物を救い幸せになれる環境を作りたいと、「花と動物と人との懸け橋プロジェクト」と題して初めてのクラファンに挑戦した。集まった支援金は、「コビトカバ」や「ハシビロコウ」の生息環境を整えるための費用などに充てられた。

ハシビロコウ(写真提供:神戸どうぶつ王国)

 しかし、長引くコロナ禍で、2年連続でゴールデンウイークに臨時休園を余儀なくされるなど、コロナ禍前の同時期に比べて、集客・収入ともに75パーセント減(2021年6月末時点)という苦境に立たされている。そのため、年間3億5,770万円にもおよぶ動植物の管理経費に影響し、動物の福祉向上のための展示場の改善などが難しくなった。

 こうした中でも、神戸どうぶつ王国は動物たちの命をつなぐ責任がある。今回は、前回のクラファンで実現できなかった、「飼育動物の福祉のための環境改善や動物医療施設の充実」また、さらなる動物たちの繁殖を目指した施設作りを目的として、展示場の改善や新施設の設置費用の支援を募っている。

レッサーパンダ(写真提供:神戸どうぶつ王国)

 具体的には、今年5月に王国で初めて繁殖に成功したサーバルの展示場の拡張や、マヌルネコが繁殖しやすい施設への改造、昨年閉園した施設から引き取ったコツメカワウソの展示場の設置などの費用で、目標額は3,000万円。

サーバル(写真提供:神戸どうぶつ王国)
マヌルネコ(写真提供:神戸どうぶつ王国)
コツメカワウソ(写真提供:神戸どうぶつ王国)

 リターンは、永久パスポート(300,000円)や、クリスマスナイトコースへの招待(30,000円)、招待券のついたクラファン限定オリジナルグッズ(10,000円〜)、スタッフ厳選の写真で構成されたオリジナルカレンダー(5,000円)などがある。

「花と動物と人との懸け橋プロジェクト セカンドチャレンジ」は2021(令和3)年9月30日まで。

写真提供:神戸どうぶつ王国