社会人として活躍する先輩たちは、いったいどんな就職活動を経験し、今日に至るのか。先輩社会人ロールモデルが、ラジオ番組でその実体験を語った。

 ラジオ関西『就活応援番組 ネイビーズアフロのレディGO!HYOGO』9月17日の放送では、先輩社会人ロールモデルや就活中の学生をゲストに迎える「就活レディGO!」のコーナーに、伊福精密株式会社代表取締役社長の伊福元彦さんと品質保証部の白井陽菜さんが登場。番組パーソナリティーのネイビーズアフロ(みながわ、はじり)と津田明日香アナウンサー(ラジオ関西)を交えて、就活トークを展開した。

 神戸市西区に本社を置く伊福精密株式会社は1970年6月に創業。様々な加工技術で各種材料での精密加工、金属部品加工を行うほか、高度な放電加工技術により、微細加工から手のひろサイズ加工、あらゆる特殊加工に対応し、「高い切削加工技術」と3Dプリンターでの金型レスのモノづくりを行っている。

写真提供:伊福精密株式会社
写真提供:伊福精密株式会社
写真提供:伊福精密株式会社

 白井さんは、工場で製造された製品について “決められた寸法や外観の基準を満たしているか”の検査を行う品質保証部に所属。立体物を3次元的に計測できる「三次元測定器」、輪郭を測る「輪郭形状測定機」、表面の粗さを測る「面そ度計」など様々な機械を使って測定をしている。

写真提供:伊福精密株式会社

 大学時代は全く機械工学を学んでいたわけではなく、教育学部だったという白井さん。入った当初は「(業務が)全く分からない状態でした……」。

 そんな白井さんが伊福精密を就職先として選んだのは、「就活している中で様々な企業説明を聞く機会があったのですが、その中でも車など身近なもののモノづくりの説明を聞いたときに、面白いものが多くて興味を持ったのがきっかけ」だという。ただし就職活動について、部活動中心に大学生活を送っていたため、早い段階で企業説明会に参加できず、「企業研究に時間を取れなかったので苦労しました……」。

 その経験を踏まえて、今の就活生に対して、「就活では自分が何をしたいか、どういう自分になりたいかということをしっかり意識して持つことが大事。自分が興味ある企業に関しては業務内容だけではなく、その企業の強みや、その企業が将来、どういうふうになっていくのかというビジョンについても知ることが必要」とアドバイスを送った。

 また、同社の伊福社長は、「ひとつ何か飛び抜けているというよりも、100人の中で1位になれるものが3つある人が重要。小さなことを積み重ねていく方が、より大きなことができるのではないかと思います。少しずつ努力して多様性を持っている人のほうが、これからの仕事の中では大事。面接をしていても1番得意なことは準備しているからスッとでてくるのですが、2番目、3番目(に得意なもの)となると詰まる人が多いので、そういったところを持っている人が魅力的に映ります」と採用側の目線で求めている人材について述べていた。

番組パーソナリティーのネイビーズアフロみながわ
番組パーソナリティーの津田明日香アナウンサー(ラジオ関西)
番組パーソナリティーのネイビーズアフロはじり
収録のようす