神戸市東灘区の阪急電鉄神戸線岡本駅近くの踏切で2021年9月、特急電車と乗用車が衝突した事故で、兵庫県警は15日、過失往来危険容疑で車を運転していた男性会社員(53)を書類送検した。 容疑を認めているという。

事故翌日の現場<2021年9月16日撮影>
事故翌日の現場<2021年9月16日撮影>

 書類送検容疑は9月15日午後9時20分ごろ、岡本駅東側にある踏切手前の下り坂で停車した際、ブレーキ操作が不十分で遮断機が下りた踏切内に車を進入させ、電車と衝突させた疑い。 車は駅のホームの線路まで押し出された。事故で男性は足に軽傷を負ったが、電車の乗客約450人にけがはなかった。

 兵庫県警・東灘署によると、男性は事故直後、「後部座席のマスクを取ろうとしたが、サイドブレーキが甘く車が停まらなかった」と説明していたが、ドライブレコーダーの映像解析などから、サイドブレーキはかかっていなかったことが判明。マスクを取る際にブレーキペダルの踏み込みが緩んだとみられる。

この事故で、阪急神戸線は上下線合わせて101本が運休・遅延し、約2万2千人に影響が出た。