プロ野球・日本シリーズの第6戦が27日、ほっともっとフィールド神戸(神戸市須磨区)で行われ、オリックスは東京ヤクルトに、延長12回、1対2で惜敗。26年ぶりの日本一はならなかった。オリックスOBで野球解説者の野田浩司氏は、ラジオ関西の取材に応じ、「まずはご苦労さまと言いたい。この悔しさをバネに、来季は日本一を」と奮闘した後輩たちをねぎらっていた。

野田浩司氏(写真:ラジオ関西)

 6試合のうち、1点差が5試合という大接戦で、プロ野球史に残る熱戦が展開された、今回の日本シリーズ。先に王手をかけられたなか、第5戦で劇的な勝利をおさめ、2勝3敗でかつての本拠地に戻ってきたオリックス。1996年は神戸で巨人を破り、日本一に輝いたが、残念ながらその再現はならなかった。

 日本一当時のオリックスのメンバーで、シリーズにも登板した実績を持つ野田氏は、「まさに互いに死力を尽くしての戦いでした。3月の開幕から11月の日本シリーズまで、とても長いシーズンで大変ななか、中嶋聡監督のもとで一致団結して、ここまで来てくれました」と、チームを称賛。「前回のヤクルトとの日本シリーズ(1995年)では、神戸に帰って来ることができませんでしたが、今回、神戸での試合を見て、日本一になった25年前(1996年)を思い出しました」と、自身にとっても感慨ひとしおだったようだ。

「私たちも悔しいシーズンの翌年に日本一になることができましたので、この悔しさをバネに、来季は日本一を達成できるよう頑張ってほしいです。若い選手が多いチームなので、今回の大激戦の経験をもとに、『常勝チーム』になっていくことを期待しています」と、野田氏は過去の経験を踏まえながらエールを送っていた。

ほっともっとフィールド神戸(写真:ラジオ関西)