美作三湯や桜の名所など自然豊かな観光スポットが魅力の岡山県北エリアに7月1日、新たな観光列車がデビューした。

 7月1日から開催されている岡山デスティネーションキャンペーンをきっかけに登場したのは、観光列車「SAKU美SAKU楽」(さくびさくら)。温泉・おもてなしがもたらす癒しや岡山県北エリアに名所として点在する桜をイメージしたものだという淡いピンク色の列車には、四季折々の花びらがデザインされている。

 岡山駅と津山駅を、金・土・日・月の週4日間、1日2往復運転。金・土・日は単独(1両)で臨時列車として、月曜は定期列車の快速ことぶき号に連結して、それぞれ運転されている「SAKU美SAKU楽」。車内では、アテンダントが沿線の案内など列車の旅をサポート。また、特製のお弁当やスイーツなどと沿線のお土産も提供されているので、地元の魅力も伝わってくる。乗車には、事前に予約が必要。主な旅行会社、または、せとうち観光ナビ「setowa」で、運転日の1か月前の午前10時から7日前まで予約できる。

 その他、今回の岡山デスティネーションキャンペーンでは、「おか鉄フェス2022」と銘打ち、様々な列車を使用したイベントが企画されている。

 7月23日(土)と24日(日)は、ノスタルジーさを感じさせる車両を使用した「みまさかスローライフ列車」が、津山駅から那岐駅間で1日1往復の運転。沿線の各駅では地元ならではのおもてなしも満喫できるという。

 一方、7月31日(日)、8月6日(土)、8月13日(土)には、観光列車「あめつち」号が鳥取駅〜津山駅間を運転。通常は山陰線の鳥取〜出雲市間などを走っているが、特別に因美線を走り、津山駅までやってくる。団体旅行専用車両として旅行会社から発売中で、津山駅からは「SAKU美SAKU楽」に乗り継ぐことができる内容も設定されている。

 さらに、8月11日(木・祝)には、リバイバル急行「砂丘」を岡山駅から智頭駅まで往復運転。キハ47系2両のノスタルジー車両を使用し、1往復の運転が計画されている。

 なお、因美線が7月1日に全線開業90周年を迎えたことを記念して、津山駅から鳥取駅までの20駅の入場券をセットにした「因美線全線開業90周年記念入場券」が、1セット3,500円で限定発売されている。

 ちなみに、JR津山駅では、列車接近メロディーが、B’zの楽曲に変わっていることも話題となっている。