女子サッカー・WEリーグのマイナビ仙台レディースは25日、2021-22シーズン限りでINAC神戸レオネッサを退団した元なでしこジャパン(日本女子代表)MF中島依美選手(31)の加入が決まったと発表した。

 中島選手はマイナビ仙台のクラブを通じてコメントを発表。「マイナビ仙台レディースに加入することになりました中島依美です。6月末に退団し、海外挑戦を視野に今後の進路を考えてきましたがそんな中、予期せずマイナビ仙台レディースからお話しをいただきました。短期間でしたが、悩み考えた結果、今季よりマイナビ仙台レディースでプレーすることを決断しました。加入にあたり、クラブのみなさまからいただいた温かいお言葉にも感謝しています。チームの勝利に貢献できるよう全力で戦い続けますので、マイナビ仙台レディースのサポーター・ファンのみなさま、パートナー(スポンサー)・関係者のみなさま、どうぞよろしくお願いいたします」と意気込みを述べている。

 滋賀県出身の中島選手は両足からの精度の高いキックを特長とし、攻守に高い能力を発揮する中盤のバランサー。髙瀬愛実選手とともに2009年にINAC神戸へ加わると、13年間にわたって港町のクラブ一筋でプレー。澤穂希氏や海堀あゆみ氏らを擁した黄金期を知り、レジェンドの退団後はチームリーダーとしてイレブンを牽引してきた。

 そして昨年からスタートしたWEリーグでは、チームの堅守を中盤で支え、全20試合に出場。INAC神戸のリーグ戦9年ぶりとなる優勝、WEリーグ初代女王に大きく貢献した。

 また、なでしこジャパンでも昨年の東京五輪や2019年のFIFA女子ワールドカップフランス大会で活躍するなど、90試合出場14得点の実績を残している。

 マイナビ仙台は昨シーズンのWEリーグで5位。今シーズンはINAC神戸から中島選手だけでなく、元なでしこジャパンFW後藤三知選手(31)の加入も決まっている。監督は、日テレ・ベレーザ(現、日テレ・東京ヴェルディベレーザ)やINAC神戸で澤氏らを率いてタイトル獲得経験を持つ松田岳夫氏(60)が、新シーズンも率いることがすでに発表されている。