吉本興業のお笑いコンビ・からし蓮根が、水曜にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月−木午後2時30分〜)のなかで、「集合時間に余裕をもって行くか」について話した。
基本的にはギリギリに行くという伊織。一方の青空は余裕をもって行く派だという。その理由について「単純に迷うから」と話すと、伊織は「青空より後に出て、先に着くことが多々ある」と青空の迷いっぷりを紹介。なぜそんなにも迷うのかと尋ねられた青空は「道が光って見えて、そこを進んだら間違っている」と、驚きの経緯を明かした。
伊織は時間にルーズな人の例として、同期の芸人・ラニーノーズの山田健人を挙げた。山田とは一緒にサウナに行くことが多いそうで、その際は伊織が車で迎えに行くのだという。車に乗ったタイミングで「大体10分くらいで着く」と連絡するという伊織。「10分で着くから準備をしておいて」という意味も込めて連絡しているらしいが、実際に到着すると、「了解」と返事があってから10分ほど待たされるのがいつものパターンだという。
続けて伊織が、後輩との集合時間に遅れたときのことを振り返った。待ち合わせ場所に向かう道中、バス停で外国人に「エクスキューズミー」と話しかけられ、その後も英語で話を続けられた伊織は「ビーケアフル」と返答。伊織としては「心配しないで」と言ったつもりだったようだが、青空は「『気をつけて』って意味やで。『話が長すぎるから気をつけて』という注意に捉えられたんちゃう」と指摘。伊織は「そういうことか。確かに『アイムソーリー』と言われた」と納得していた。
さらに、伊織は「アイアムバス」とも言ったという。青空が「『気をつけて。私はバスです。私にひかれますよ』と言ってる」と指摘すると、「すごいビビってた」と相手の様子を思い返した伊織。これに対し、青空は「そりゃそうやろ!」と笑っていた。
青空が、時間に余裕をもって行く派のメールを紹介。そのリスナーは、友人と遊んだ際に集合時間ギリギリに到着し、相手にめちゃくちゃ怒られたそう。「それがこわくて、最低でも集合時間の15分前までに行くようになりました」というメールを読み上げた青空は、「ギリギリに行ってめちゃくちゃ怒られたって、なかなかシビアやな」と反応した。
なかには、集合時間の30分もしくは1時間前に行くというリスナーも。そのメールには「相手に1ミリたりともマウントを取らせたくない」「私がマウントを取りたいがためだけにやっている行為」とつづられていた。
同じく集合時間の30分前に行くというリスナーは、あとから来た友人に「何でそんなに早いん! 焦るやろ!」とキレられるという悩みを吐露していた。このリスナーの「早く行くことは逆に罪なことなのでしょうか?」という問いかけに対し、からし蓮根の2人は「早く来られすぎても気をつかう」という意見で一致した。
ギリギリ派のリスナーは「集合時間まで余裕があると思って、カフェや本屋さんに寄り道した結果、ギリギリになってしまう」と、その理由を明かし、伊織も「余裕をもって行くと無駄にお金を使う」と共感を示した。そのほかにも「行く直前に用事をしてしまってギリギリになるが、どうして出かける直前に準備をするのかは謎です」といったメールも寄せられた。
全体の意見を集計すると、集合時間に余裕をもって行く派は72.7%、ギリギリに行く派は27.3%という結果となった。
(取材・文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip水曜日』2022年12月28日放送回より