いまやシティホテルの大人気企画となった「いちごブッフェ」。神戸ポートピアホテル本館2階のダイニングカフェ「SOCO」では、「パールストロベリープリンセス」と銘打った、イチゴが主役のスイーツブッフェ「神戸いちごコレクション2023」が開催されています。

 5年目になる今年の「いちごブッフェ」は、神戸にもゆかりの深い「真珠」をテーマに、プリンセスのきらびやかな世界観を料理・スイーツで表現しています。

  ゆったりとした配置されたテーブルに着くと、まずは「ウェルカムスイーツ」として真珠をモチーフにしたチョコクリームといちごソースが層になった小さなパフェが用意されます。

 店内では厳選された日替わりの「国産フレッシュいちご3種食べ比べ」をはじめ、チョコをコーティングした「ドレスアップいちご」や、濃厚な味わいの「いちごのファッジ」(キャンディーの一種)など、20種類以上のスイーツが勢ぞろい。いちごソースがコーティングされた「ベリーのザッハトルテ」は、イチゴの甘酸っぱさとチョコのほろ苦さがうまくコラボ。また、フランスのすももの一種、ペッシュビーニュを使った「ペッシュビーニュとバニラのムース」は、目にも鮮やかな色が食欲をそそります。

 さらに、このブッフェではセイボリー(軽食)も充実。ローストビーフ添えのチーズリゾット(「ローストビーフのせリゾット」)、「シェフ特製タンシチュー」、「ドライいちごと神戸ポークの黒酢バルサミコ炒め」、「アサリと茄子のボンゴレロッソ」、「蛸飯のチーズ焼き “だし茶漬け” 風」など11種類が並んでいます。塩味や酸味が効いた料理は、スイーツの合間の箸休めにぴったりのラインナップです。

 このブッフェは平日は午後2時40分からスタートするのですが、私はランチを抜いてきたので、迷わずセイボリーからスタート。しかし、周りを見回すとみんなスイーツ→軽食→スイーツのローテーションで食べています。確かに甘いものの途中に塩気や酸味をはさむと、また甘みが欲しくなってくるから不思議なものです。

 店内は少人数の女性グループを中心に、夫婦・カップル、そして自分へのご褒美にと「おひとり様女子」の姿もありましたが、みなさん店内いっぱいのイチゴの赤に元気をもらっているようでした。

 感染対策の万全なホテルで楽しむ「いちごブッフェ」。今回は真珠やパール風アクセサリーを身に着けて来店すれば、プチギフトがプレゼントされる特典もあります。

 なお、開催期間の前半となる3月31日までの「シーズン1」が、今ご紹介した「グラマラス・プリンセス」、後半の4月1日から5月7日までの「シーズン2」では少しメニューが変わって「イノセント・プリンセス」をテーマに展開されます。

 平日は午後2時40分から、土日祝は正午からと午後2時40分からで、いずれも100分制。料金は大人が平日6,000円、土日祝は6,500円となっています。(羽川英樹)