4月に入り、入学式に向けて胸を高鳴らせている新入生は多いのではないでしょうか。さて、学校生活の楽しみの一つといえば「給食」。兵庫県神戸市でも、学校給食への取り組みに力を入れているといいます。同市「教育委員会事務局健康教育課学校給食係」の担当者に話を聞きました。
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神戸市の給食は、小学校・中学校合わせて700以上のメニューがあります。その中には「牛肉のウエスタン風」「旬菜スープ」「元気もりもりいため」「セルフドッグ」など、市ならではの料理もあるのだとか。クックパッドでレシピも公開されており、自宅で手軽に再現することができます。
数あるメニューの中で、長年小学生に愛されているのは「カミカミビーンズ」なるもの。神戸市オリジナルの小学校給食として、1993年(平成5年)の6月から採用されています。
いり大豆としらす干しをあえて、甘辛く味付けたメニューで「よくかむことを意識して食べる」ということを目的とした献立です。6月の「歯と口の健康週間」のタイミングなど、年間を通して提供されているそう。
「よくかんで食べると、歯やあごを強くすることができます。また、唾液がよく出て、口の中を掃除できることから虫歯予防にもつながります」と、担当者は話しました。
いちど聞いたら頭に残る“どこかクセになるネーミング”に決まった理由は、「子供たちが親しみやすい名称であること」と、平成元年から導入されている「カミカミ献立」に属しているということからでした。
ちなみに、カミカミ献立には「さつまいもと大豆のかりんとう」「カリポリフィッシュ」「田作り風」「小えびのからあげ」「小魚の米粉あげ」などが該当するそうです。
カミカミビーンズに対する子供たちの反応について、担当者は「かむ力が必要なので、低学年は食べるのに時間がかかることもあります。ですが、愛されているメニューの一つです」とコメントしました。
現在、中学校給食では全員喫食への移行が進められています。
「これまではランチボックス方式で提供していましたが、昨年9月より小学校と同様に食缶方式の給食に、順次転換しています。この方式だと、温かく量の調節にも対応できます」(担当者)
担当者によると、2026年(令和8年)1月には、市内全ての中学生に温かい給食を提供できる環境整備が完了する予定だそうです。
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子供たちのために、日々進化し続ける神戸市の学校給食。担当者は最後に、「給食の時間が楽しくなり、かつ、『食育』にもつながるようなメニューを今後も考えていきたいです」とアツいコメントを残しました。
(取材・文=長塚花佳)
※ラジオ関西『Clip』水曜日 2025年4月2日放送回より


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